
英語の翻訳をしていると、色々な言い回しや単語が思い浮かぶのですが、その時ふっと、どちらの単語の方がより頻繁に使われているのかな、と疑問に思った時に私がよく使うのが、「Google Fight」というゲームです。
使い方は簡単で、比較したい単語をキーワードと書かれたボックスに入力し、「Fight」のボタンをクリックするだけ。各キーワードがどれだけ頻繁に検索され、Googleによりアウトプットされたかを算出する「Google visibility score」という独自のアルゴリズムを用いた結果が表示されます。
先日、製造工場の作業指示関連の翻訳業務を受けたのですが、その際、先様からは、「・・・を確認してください」は、「check」という単語で統一してくださいというリクエストがありました。そのため、早速Google Fightで、「確認」を意味する単語の「confirm」と「check」を比較してみました。
そして、結果がこちら。
Checkが圧勝してます!!日本では、「確認」という単語だと「Confirm」が好んで使われがちですが、確かにこのような作業指示書の「確認してください」という時は「(正しい設定になっているか)点検してください」という意味合いで確認という言葉が使われていますよね。Google Fightの結果もみてますます納得。
ちなみに、検索キーワードは自分の好きな歌手や芸能人など色々Fightさせることができなかなか面白いです。私がよく聴いているビヨンセとレディ・ガガの対決はこんな感じになりました。
これだとビヨンセがかなり優勢ですね。もちろん、検索されているタイミングもあると思うのですが、今の時期はBeyonceの方がより検索されているということなんでしょうかね・・・
英語の表現をできるだけネイティブに近づけるには、滅多に使われない単語を使うより頻繁に使われる単語の方がより相手に意図が伝わりやすくなります。どちらの表現がより自然に使われているのかな、と思った時はGoogle Fightを活用してみるのもいいですよ。
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